発達障害者の鬱でサバイバル生活

発達障害を隠して3年半。ついに解雇されました。

発達障害と仕事 ②惣菜販売

当ブログは初めて見る方でもわかりやすいように、あと前置きが長いと疲れちゃう方もいると思うので読みやすいよう簡潔に書くよう心掛けようと思っております。

 

私はASD(自閉症スペクトラム)とADHD、鬱の診断を受けている30歳のシングルマザーです。歯科衛生士と認定カウンセラーの資格を持っています。正社員として働いたのは歯科衛生士だけですが、他業種のアルバイトも経験があります。前回は飲食店でしたが、今回はデパ地下の販売業務について書いていこうと思います。

 

●デパ地下の惣菜販売(2年)

20歳頃に東京の住みたい街No.1の駅のデパ地下で働いていました。こちらはみんな正社員ではなくアルバイトで、同い年の子も多く、全体的にゆるい感じですごく楽しかったです!

 

デパ地下や商業施設で働くことになると事前にその施設のOJT(業務訓練)をわざわざ平日の昼とかに受けなきゃいけないんですよね…。学校を休まなきゃいけなかったし、不親切だなって思いました。10年前のことなので今は改善されてることを願います。

 

お惣菜は量り売りで、私の特技は誤差が常に0〜10gだったことです。おそらくASDの特性でしょうか。結構難しいんですよ〜!同僚は酷い時、58gオーバーしてて笑いました。お客さんはだいたい1〜3種類しか頼まないし、お会計も機械がするのでそこはミスは少なかったかと思います。ただ、ポイントカードの渡し忘れが多かったですね…。覚えてるだけでも5回は記憶にあります…。現在は何でもポイントカードなので、いつも健常者の方が渡し忘れないのは本当に不思議に思い、また尊敬しています!

 

ADHDの特性があるので(当時は知りませんでした)、レジ業務はお札やカードの渡し忘れが無いか、結構注意してましたが、混雑する店舗だったのもあり、よくわからないタイミングで抜けちゃうんですよね…。当時は同僚と比べて何で忘れてしまうのかわからなかったのですが、メンバーがゆるかったのでそこに関しては何も言われませんでした。

 

こちらでも日々全力で働いて大学卒業と同時に辞めました。そこまでストレスがなかったので、自分の異常性について考える時間は減りました。怒る方がいなかったのは運が良かったと思いますが、影で私のフォローをしてくれたスタッフもいたんだと思うと申し訳なくて心が痛みます…。