発達障害者の鬱でサバイバル生活

発達障害を隠して3年半。ついに解雇されました。

発達障害の私が渋谷にある、あのWEBスキルに強い就労移行支援事業所を見学してきた

就労移行支援事業所選び、悩んでいませんか?近年では就労移行支援事業所が増え、それぞれ特色を活かして運営しています。

 

例えば、プログラミングが学べる、一人暮らしができるよう料理を作れるようにする、SST(ソーシャルスキルレーニング)が受けられる、カウンセリングが受けられるなどなど。事業所によってさまざまです。


今回は発達障害のめええが、渋谷にある2つのWEBスキルに力を入れている就労移行支援事業所を見学してきたので、記事にしたいと思います。

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どうやって選べばいいの?発達障害者のための就労移行支援事業所の選び方

就労移行支援事業所ってたくさんあってどこを選んでいいかわからなくなりますよね。噂によると、給付金目的で利用者を囲い込んでる場所もあるそうで…。
そんな環境では通うのが嫌になってしまいますね。

 

さらに、人生で最長2年までしか使えないサービスなので、より良い事業所に通いたいものです。

 

めええは東京都内で10件ほど見学して、現在の場所に決めました。少しでもみなさまのヒントになれば、嬉しいです!

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クローズでも手帳だけは取得しておこう!発達障害のめええが解雇されたときに役立った制度は

精神障害者保健福祉手帳

クローズのみなさん、診断はあっても、手帳というと大袈裟な…と尻込みしてしまう人もいるかもしれません。めええも手帳を持つ前はそう思っていました。

 
この手帳は日常生活や社会生活に困難がある者が持てる特別なものです。でも、実際に持ってみると自分はやっぱり障害者なんだなぁとレッテルをはられた感じがしました。

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どうすればいいの?発達障害者がブラック企業に突然解雇されたときのやることリスト

中小零細企業で働く発達障害のみなさん、突然社長から「もう来なくていいよ。」と言われたらどうしますか?


家庭のある方もいるかと思います。家族はどうなるんだろう。混乱し、絶望を感じて、なにからすればいいのかわからなくなると思います。


これは然解雇されたとき、発達障害者がやることリストです。このリストはTwitterの方々が教えてくれた情報とめええの実体験を元にまとめました。もしもの時、参考にしていただければと思います。

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ブラック歯科医院を解雇される ①まず私がしたこと

私はシングルマザーで発達障害ASD(自閉症スペクトラム障害)、ADHD】と鬱の診断があり、精神3級の手帳を持っています。障害と病気のことは隠して就労していました。小規模な個人の歯科医院に正社員で2年半勤めていました。もちろん、真面目に歯科衛生士として仕事をしていました。時には採用担当になり、人員補充のために採用のページを写真付きで作ったり、家に帰ってからも働いていました。

 

それが突然、今年9月2日午前の部が終わった後、院長から辞めて欲しいと告げられました。しかし、直接、『解雇』という言葉は告げられず、「2年半指導し続けてきたが君の不注意が改善されない。他のスタッフにも迷惑をかけている。非常に残念だけどわかるよね?他の医院では上手くやるんだよ。」という言い方でした。給料は9月25日に皆勤も含め満額(8月21日〜9月20日分)あげるからとのことでした。私は解雇だと思い、意気消沈し保険証も返さずその日は他のスタッフに挨拶だけして帰りました。院長からは解雇通知書など、書類は何ももらいませんでした。

 

解雇後、まず先にしたこと。twitterを開きました。普段からtwitter発達障害のアカウントを作って、他の発達障害の方との交流を楽しんでいました。(周りにはいないからね。)でも、混乱してなんて書いていいのかわからない…。とりあえず、下書きだけして、バスを降りました。

 

家に着いても思考がぐるぐる回ります。最初は息子の保育園のこと!年長でもうすぐ卒園なのに保育園が続けられなくなると思い、泣きながら区の助成金の資料、保育園通園、費用の資料、国民年金の資料と手帳…などなどを集めました。(辞めさせる気配があったので事前にだいたい用意していました!)

 

あっ、都民税区民税も今日までだ!今度は頭の中が税金のことになります。私は公共の支払いはADHDの先延ばし癖でだいたい最終日に払います。もちろん、忘れる日も多々ありますが、今日は気付きました!でも、高い〜!「解雇されたのにこんなに支払うの?」と、衝動で電話しました。

 

でも、混乱状態の電話では私の理解力が足りません。でも、わかった風を装います。(装ってしまう…。)とにかく、税金を抑えるためには確定申告しなくちゃいけなくて、まだ急いでやらなくてもいいということだけわかって、役所までのバスに乗りました。

 

さっきよりは少し落ち着いて、twitterの記事を書きます。

 

【悲報】めええがクビになる!

今、区役所に向かってます!気が動転しています!何からすればいいですか?精神3級、シングルマザー、クローズ就労、雇用保険未加入の会社。

都民税区民税は所得税の紙が無いので今日確定申告はできないそうです!(電話した)

一応、給料満額支払ってくれるとのこと!

というツイートをしました。


バスが役所に着き、一番に私の頭の中にあった保育園の件は私が精神3級の手帳を持っていたので、親が障害者である証明がすぐでき、枠の切り替えだけであっさり手続きは終わりました。でも、私が手帳がある事を言わなければ、求職扱いにされ、役所的には3ヶ月の在籍しかできなかったので危なかったです。

 

あとは、シングルマザーなので子供の手当てについて。ひとり親家庭の科では、事情を話しましたが手当ては前年度の所得によるので増えることはないとのことでした。他に何かやることはあるか聞いたら、保険証の変更について聞いた方が良いとのことで次は国民健康保険科に行きました。

 

働いていた歯科医院は雇用保険と厚生年金には入っていませんでしたが、健康保険だけは入っていました。しかし、手元に会社側の書類がなくいつが退職日かわからなかったので変更できず、事前に変更のための書類てと失業による免除の書類と、国民年金も失業による免除の書類をもらいました。

 

ちょっと落ち着いたのでtwitterを開きます。

数々の心配、応援の声、アドバイスがたくさんきていました。フォロワーの方がリツイートでどんどん広めて下さったようです。とても親切で嬉しかったです!

 

次回、どのような声が集まったか書いていきます。

発達障害と仕事 ③遊園地スタッフ

当ブログは初めて見る方でもわかりやすいように、あと前置きが長いと疲れちゃう方もいると思うので読みやすいよう簡潔に書くよう心掛けております。

 

私はASD(自閉症スペクトラム)とADHD、鬱の診断を受けている30歳のシングルマザーです。歯科衛生士と認定カウンセラーの資格を持っています。正社員として働いたのは歯科衛生士だけですが、他業種のアルバイトも経験があります。前回は販売業務でした。今回は遊園地スタッフについてです。

 

●遊園地スタッフ(2年)

もうここまで書くと身バレしそうですが、遊園地のイベントスタッフもしておりました。(ディ◯ニーじゃないよ。)遊園地ってアルバイトの方がほとんどなんです。そして、子供好きや人に楽しんでもらうことが好きな方が多く、優しい方にしかお会いしなかったと記憶しています。配置によるのかもしれませんが、きつい印象の方はいなかったですね…。

 

最低2人のチーム体制で動いていたので、お互い確認し合えたのも良かったです。ミスはしていたかもしれませんが、遊園地という特性上、安全のために確認が多かったので事前に気付けたり、カバーしてくれたのかもしれません。

 

でもこれが、アトラクション担当だと直接お客さんの安全に直結する業務なので、発達障害であれば辞めておいた方がいいかと思います。遊園地の事故はとても悲しいことです。那須ハイランドパークの事故はまだ記憶に新しいですし、過去に東京ドームシティでもありました…。

 

それでも、遊園地で働く方々の性格など環境はいいと思いますので、遊園地の販売や清掃、ゲーセン、イベント業務は発達障害の方でも努力して働きがいがあるかと思います。

 

しかし、あくまで「アルバイトが多い」のです。学生時代や本当にやりたい事がある空き時間に接客を学びつつ働くというくらいにした方がいいと思います。私は後にこちらでの経験のお陰で、接客における話し方や発声の仕方には自信がつき、褒められることも多かったです。

発達障害と仕事 ②惣菜販売

当ブログは初めて見る方でもわかりやすいように、あと前置きが長いと疲れちゃう方もいると思うので読みやすいよう簡潔に書くよう心掛けようと思っております。

 

私はASD(自閉症スペクトラム)とADHD、鬱の診断を受けている30歳のシングルマザーです。歯科衛生士と認定カウンセラーの資格を持っています。正社員として働いたのは歯科衛生士だけですが、他業種のアルバイトも経験があります。前回は飲食店でしたが、今回はデパ地下の販売業務について書いていこうと思います。

 

●デパ地下の惣菜販売(2年)

20歳頃に東京の住みたい街No.1の駅のデパ地下で働いていました。こちらはみんな正社員ではなくアルバイトで、同い年の子も多く、全体的にゆるい感じですごく楽しかったです!

 

デパ地下や商業施設で働くことになると事前にその施設のOJT(業務訓練)をわざわざ平日の昼とかに受けなきゃいけないんですよね…。学校を休まなきゃいけなかったし、不親切だなって思いました。10年前のことなので今は改善されてることを願います。

 

お惣菜は量り売りで、私の特技は誤差が常に0〜10gだったことです。おそらくASDの特性でしょうか。結構難しいんですよ〜!同僚は酷い時、58gオーバーしてて笑いました。お客さんはだいたい1〜3種類しか頼まないし、お会計も機械がするのでそこはミスは少なかったかと思います。ただ、ポイントカードの渡し忘れが多かったですね…。覚えてるだけでも5回は記憶にあります…。現在は何でもポイントカードなので、いつも健常者の方が渡し忘れないのは本当に不思議に思い、また尊敬しています!

 

ADHDの特性があるので(当時は知りませんでした)、レジ業務はお札やカードの渡し忘れが無いか、結構注意してましたが、混雑する店舗だったのもあり、よくわからないタイミングで抜けちゃうんですよね…。当時は同僚と比べて何で忘れてしまうのかわからなかったのですが、メンバーがゆるかったのでそこに関しては何も言われませんでした。

 

こちらでも日々全力で働いて大学卒業と同時に辞めました。そこまでストレスがなかったので、自分の異常性について考える時間は減りました。怒る方がいなかったのは運が良かったと思いますが、影で私のフォローをしてくれたスタッフもいたんだと思うと申し訳なくて心が痛みます…。